Youtube登録者数30万人を超え、恋愛系Youtuberでは、圧倒的に飛び抜けた存在である仮メンタリストえる氏。
そんな彼が今年(2019年)の11月に新著として発売したのが「イケメンはモテない」。
すでに多くのレビューが集まっている本書だが、中には「Youtubeで見た内容が多かった」という人がいる。
しかし、Youtubeを見ている人でも、あなたが非モテであるならば、この本は極めて実践的な恋愛コミュニケーションの教科書になるだろう。(ステマではありません)
本書は今までのモテ本や恋愛心理学系の本とは一線を画す本だ。
本書が他のモテ本より優れていると思う点は、3点ある。
- 街コンでの声かけ→LINE→ランチデート→ディナーデート→告白という実践さながらのフェーズに沿って書かれていること
- 一連のすべての流れの会話例があること
- 紹介される恋愛テクニックに心理学的根拠があること
モテ本を何十冊と読み、2000人以上にも及ぶ女性たちに実践してきた僕が、本書の書評を書いていこうと思う。
※この記事では恋愛初心者の人たちのことを非モテと呼んでいるが、侮辱しているわけではなく、文章上理解しやすくするために使用していることをご了承ください。
目次
恋愛Youtuber 仮メンタリストえるとは?
心理学の知識と実践に基づいたノウハウ、そして軽快なテンポでの論理的な説明がとてもわかりすいと、一躍Youtube界の注目の的となった男である。
ナンパ術のようなセッ〇スに至るための口説きテクニックというよりも、
恋愛心理学を用いたLINE術、コールドリーディング、褒め方といった、恋愛におけるコミュニケーション術が中心。
僕はより口説きに近いモテテクニックを発信しているので、彼のテクニックはより心理学的な視点から述べられていて面白くタメになる。
メンタリストDaiGoと何が違うの?
メンタリストDaiGoも同じような心理学的な恋愛ネタを発信してるが、えるはより実践に基づいているとうことと、より体系化されたテクニックが持ち味。
また、DaiGoの動画は30分程度と長いものが多い一方で、えるの動画は5分~10分程度の程よい時間のものがほとんどのため、気軽に恋愛テクニックを学べる。
他のモテ本よりはるかに実践的
冒頭でも述べたように、世の中には恋愛のコミュニケーション本というのはかなり出回っているものの、恋愛テクニックと解説がセットで載っているだけの実践からほど遠いものが多かった。
でも非モテ諸君が一番求めているものは、実践で使えるかどうかなのだ。
その意味から言って、本書は超実践的な恋愛マニュアル本なのである。
1.実践さながらのフェーズに沿って書かれていること
多くのモテ本は、テクニックと解説のみ述べられていることが多い。
これでは頭では理解できても、実際にどう使えばいいのかピンと来ないことも多いはずだ。
なぜなら、恋愛はタイミングが最も重要だからである。
例えば、出会ってすぐに告白してもうまくいかないことは簡単に想像できるだろう。
これはタイミングが悪いからに他ならない。
また、恋愛初心者のプレーヤーに多いのが、女性にボディタッチするタイミングが早すぎて引かれてしまったり、逆に押すべきタイミングで押せなかったりと、タイミング問題は恋愛の成功のカギを握っているわけである。
だからこそ、声かけ→LINE→デート→告白のような実践のステップに沿って解説されている本書は貴重な存在だ。
2.一連のすべての流れの会話例があること
恋愛初心者はタイミングがわからないことに加えて、会話においてどういう話をしたらよいのか、わかっていないことが多い。
この状態から身につけていくには、
- 自分で失敗を重ねながらコツをつかんでいくのか
- 優れた会話例を見ながらそれを真似るのか
のどちらかになる。
もちろん、後者が圧倒的に効率的なのは言うまでもない。
3.紹介される恋愛テクニックに心理学的根拠があること
モテ本のほとんどの恋愛テクニックには、根拠があるものが少ない。
つまり、ほんとにそのテクニックが有効なのかどうかはやってみるまでわからないのである。
しかし、本書で紹介されている恋愛テクニックは、メンタリズムをベースとしてものがほとんどのため、心理学的に根拠のある内容となっている。
実践すれば、うまくいくことが証明されているというわけだ。
イケメンはモテないのか?
本書は一つ重要な命題をすっ飛ばしてしまっている。
本書のタイトルである「イケメンはモテない」についての根拠が書かれていないのだ。
なのでここで僕なりの見解を述べておこう。
ここでのイケメンの定義は、雰囲気イケメンを含む見た目がイケてる人たちのこと。
まず言えることですが、イケメンはモテるよ(笑)
これは絶対に。
ただし初対面に限る。
【イケメンは作れる】モテる男の外見磨きマニュアル で説明しているとおり、初対面のモテにおいては見た目が9割の要素を占めている。
残り1割がノンバーバルとトーク。
つまり、見た目で9割は振り落とされるということ。
吉沢亮や山Pと比べられたら初対面においては100%勝てないのは明白だろう(笑)
ただ本書で言いたいであろうことも理解できる。
つまり、ある程度の水準まで見た目を磨けていれば、十分に勝負できるということをえる氏は伝えたいのだろう。
それも事実である。
見た目の水準をどこまで磨くかはお財布と相談しなければいけないが、
- 清潔感に自信を持てる
- 雰囲気がある
この2つをクリアしたうえで、本書を実践すればモテるだろう。
【イケメンは作れる】モテる男の外見磨きマニュアル
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実践するのは難しい
実践すればうまくいく内容ではあるのだが、正直本書で紹介されている膨大な恋愛テクニックを同じように真似することは非常に難しいだろう。
例えば、実践すればうまくいく営業のマニュアルがあったとして、その通りに完璧に実践できるまでには毎日営業したとしても3年程度はかかる。
そして、恋愛の問題は、それを強制的に実践する場所がないことだ。
ゆえに、実践する場所を自ら増やしていく必要がある。
まずは実践する場所を増やすことから始めよう
実践する場所を増やすには、まずは出会いの場を作ることからしなければならない。
これが恋愛初心者にとっては、第1の関門であり、最も力を入れるべきポイントでもある。
本書「イケメンはモテない」では街コンを出会いのフィールドとしているが、非モテ君がいきなり街コンに行くのはいささかハードルが高いように思う。
そこでおすすめが、マッチングアプリだ。
ただ1つのマッチングアプリをやるだけでは数として不十分。
ここは3つ掛け持ちで、一気に出会いを増やすつもりでやってほしい。
3か月間、3つのマッチングアプリを掛け持ちし、とにかくそこでマッチした女性と無差別にデートを重ねよう。
1か月に10人とデートするのが目標にするといい。
そこで本書のテクニックを練習として使っていこう。
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